入稿の手引き
紙原稿で入稿の注意
制作編
印刷製本はコピー本と違って、表紙・本文の原稿を縮小印刷し、仕上がり(規格)サイズに断裁して製本します。
制作段階で、下記のような事例があると印刷がかすれたり、余計なものが印刷されたりしてしまいます。
●制作に適した画材
- 墨汁・製図用インク・油性マジック(描き文字・範囲のちいさなベタ程度)
- ロットリング(0.4㎜以上)のペン
●制作に不適切な画材
- 鉛筆・ボールペン・水性(顔料インク)サインペン・色ペンなどの細かくかすれている線
【下書き線・指定線】
- 下書きの線が残っていないかご確認ください。
- スクリーントーンを貼る時のアタリ線・指定線なども残らないようにご注意ください。
- ブルーの下書き線でも、残っていると印刷機の性能によっては印刷が出てしまう事があります。
【線画について】
- 原稿用紙は機械でスキャンして版を作製して印刷されます。
- 薄い線・細い線に合わせてスキャンすると、しっかりした線やベタ部分が必要以上に強調されてしまい、反対に普通の面線に合わせると、薄すぎる線・細い線は飛んでしまう事があります。
- ※特に複数の方で原稿を持ちよる時はタッチの違いにご注意ください。
【スクリーントーンについて】
- トーンは縮小の度合いによってはつぶれたりモアレが発生することがあります。
- 縮小の倍率を計算して、つぶれないような網目のトーンをご使用ください。
- スクリーントーンの浮き、剥がれによる影も印刷の不具合となりますのでしっかりと貼ってください。
- ※メンディングテープもまれに印刷に出てしまう事があります。
【ベタ・ぬりたしについて】
- ベタ・ぬりたし・背景の描き込みは、ぬりたし線までしっかりと入れてください。
- 墨汁でベタをぬる場合、濃淡があったり、厚塗りで原稿用紙が波打ったりしていると印刷をした時にムラになります。
【修正液・ホワイトについて】
- 厚塗りの修正液(影が印刷されてしまう)トーン上のホワイトの濃度の薄いもの(印刷されない)などの不具合が出てしまう事があります。
【カラー原稿について】
用紙
- 原寸で作成してください。(背幅を含めたサイズで作成して下さい)
- 本文用の青い線が入った原稿用紙などを使用されると印刷に出てしまいます。上質紙等の薄い紙だと波打ってしまいますので、厚手のケント紙や表紙用の原稿用紙をご利用ください。
- 用紙にザラ目のあるもの(マーメイド紙・ミューズ紙など)は用紙の目が印刷に出てしまう事があります。
カラー
- ほぼ全ての画材が使用できますが、4色印刷では蛍光色・メタルカラーは表現できませんので、使用しないでください。(ポスターカラーやポスカの蛍光等も含む)
- 4色+蛍光カラーの印刷は原稿作成時の手順がありますので、詳細はお尋ねください。
- コピックなどのムラのある塗りはそのまま印刷に出てしまいますのでご注意ください。
- カラーの薄い物は色が飛んでしまう場合があります。
共通事項
- ファイル名・フォルダ名は半角16文字以内で作成し、機種依存文字を使用していない。
- 塗たしは上下左右各3㎜まで作っている。
- 切れてはいけない文字や絵は、仕上がり線より5㎜以上内側に入っている。
- 紛らわしいガイドラインは無い。
データを入稿する前に確認用チェックリスト
- 二重のトンボなど紛らわしいトンボは無い。
- 仕上がり線、原稿用紙の内側の線、ゴミなど、無いことを確認した。
- 印刷範囲内や塗たしの部分に不要なものが描画されていない。
- 原寸で作成している。
- 入稿データに不備はない。完全原稿である。(自信があっても再度のチェックをした!)
本を作成される方は上記に加えこちらもチェックお願いします
- 全ページ、仕上がり線より1㎝以上内側、もしくはノド側にノンプルが入っている。
- ファイル名とノンプルが一致している。
- ファイル名は半角英数で「09.10.11…」のように桁があっている。
- 表紙には必要な背幅がとってある。
- 背表紙の位置がはっきりしない絵柄である時、ガイドなど位置を示す何らかの指示を入れている。
- 出力見本はデータ内容と同一の絵柄である。出力見本を1冊入れてください(コピー誌で可)
- 奥付を入れた。
- 成人向け作品の場合は表紙1に成人向け表記をしている。










